分譲住宅で見るべき性能

地震の多い日本での家づくりにおいて、住宅の耐震性は重要です。南海トラフなどの万が一の大地震に備え、家選びの際には耐震性もチェックしましょう。耐震性能とは、地震の揺れに対して住宅が「耐える」ことのできる強さをあらわしています。地震の際は、左右の揺れにより、壁や天井などの接合部分に大きく力がかかり、耐震性の低い建物ではこれらの力に建物が大きなダメージを受けてしまいます。
耐震性能を高めるには、さまざまなやり方、工法があります。分譲住宅を選ぶ際は住宅の耐震性能や構造もチェックしてみましょう。

住宅の広告などでも目にする機会が多い「高断熱」「高気密」という言葉。目にすることが多いだけあり、静岡市においても1年中快適に暮らし、住まいの満足度を高めるには重要なポイントです。家の断熱性が低ければ、せっかく冷暖房した室内の熱が逃げたり、外からの寒気が入ってきたりして、快適な室内温度を保つことが難しくなってしまいます。

高断熱高気密の家であれば冷暖房コストがかからず、省エネの家となり、また温度湿度管理がしっかりできることで健康的な生活のできる家とも言えるでしょう。こちらのページでは断熱性能を見るポイントについて解説しています。

万が一の火災に備え、住まいづくり、住まい選びの際には耐火性能についてもチェックしましょう。耐火性能とは、火災が起きた場合に鎮火するまでの間、建築物の倒壊および延焼を防止するために、建物に求められている性能のことです。

耐火性能の高い家は火災の際に住まう人を守ってくれるだけでなく、火災保険料が安くなるというメリットもあります。
こちらでは耐火性能が高い家を選んだ場合のメリットや、住宅の耐火性能を理解するためのポイントを解説しています。

長期優良住宅とは国が認めた「長く安心・快適に暮らせる家」のことです。
国土交通省が定める「長期優良住宅認定制度」の基準をクリアした住宅を長期優良住宅と呼び、認定を受けると【フラット35S】【フラット50】などの長期間固定金利住宅ローンを利用することができたり、確定申告時の住宅ローン控除の限度額拡充があったりといったメリットがあります。また地震保険料でより高い割引率が適用になり、保険料が安くなることもあります。長期優良住宅のメリット・デメリットについて解説しています。