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ホームインスペクション(住宅診断)は必要?

「分譲住宅を購入する前にホームインスペクションって依頼したほうがいいの?」「実際にあった事例が知りたい」などと考えている方もいらしゃることでしょう。

当記事では、分譲住宅購入時にホームインスペクションをしたほうが良いのかまとめるとともに、実際に見られた不具合事例とその原因について詳しく説明しています。

分譲住宅の購入を検討している方やホームインスペクションについて知りたい方は、ぜひ最後までお読みください。

第三者機関のホームインスペクションは重要

ホームインスペクション(住宅診断)とは、住まいについて熟知しているホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な視点または専門家としての立場から、住まいの劣化や不具合の有無、改修が必要な箇所を診断し、改修の時期、かかる費用などを見極めてアドバイスする専門業務のことです。

住まいを購入時にホームインスペクションを実施することによって、建物の状態を把握でき、安心して取引できるメリットが期待できます。

診断方法は、目視で屋根や床下、天井裏、外壁、屋根などの劣化状態をチェックする方法が基本ですが、機材を用いる診断もあるのが特徴的です。ホームインスペクションは、いわば「住まいのかかりつけ医」ともいえるでしょう。

実際に見つかった不具合事例と原因

実際の現場は、職人や現場監督がうっかり間違えたり忘れたりなど初歩的なミスをするケースがあります。それ以外には、法律や規定を知らないことゆえのミスもあります。

ここでは、実際に見つかった不具合事例と原因について詳しく説明していきますのでチェックしてみましょう。

床下の水たまり

床下点検口から床下空間に進んで確認したところ、水たまりが残っているのが発見された事例です。

床下で通気を設置していない仕様だったことが原因で、新築であるのにもかかわらず湿気が溜まりカビの繁殖が見られたのでした。

換気扇ダクトの取り付け忘れ

ユニットバスの天井点検口から天井裏をチェックしたところ、配管と呼ばれるダクトを1度取り付けた後に外され、そのまま放置されていた事例です。

そのままの状態にしておいたら、天井裏に浴室の蒸気があふれ出てしまい、カビが多く発生してしまったことでしょう。

天井裏(小屋裏)の束の取付忘れ

図面に記載されていた位置に構造材を支える束(つか)と呼ばれる小さな柱が取り付けられておらず、穴が開いたままだったという事例です。

天井裏(小屋裏)は頻繁にチェックする場所ではないことと、構造材が多数あることから、部材や固定金具の取付忘れや間違いなどのミスに気付かず、そのままになってしまいやすいことが多いです。
注意が必要な場所です。

使用場所に合わない部材使用

カバー用配管と呼ばれる電気の線を覆うものに間違いがあった事例です。コンクリートの中に配線を通すときに用いるカバー用配管が使われていました。これは屋外用よりも安価なものですが、紫外線の影響で劣化しやすい弱点があります。

耐候性に優れているベージュのPF管を用いるのが一般的です。

まとめ

大手の施工会社に依頼したとしても、1人の現場監督が複数の建築現場を同時に担当するケースが多く、優秀な現場監督でもミスや見逃しを起こす可能性はあります。

住まい購入時にホームインスペクションを依頼すると、建物の状態を把握することはもちろん、改修が必要な場所と時期についてもアドバイスしてもらえるため安心感につながります。

ホームインスペクションを依頼する場合、分譲住宅やさまざまなタイプの住まいの診断を行った実績を持っている業者を選ぶのが重要です。また、マニュアルや研修体制が充実しているか、住宅の設計・工事監理の経験を有したスタッフが在籍しているかどうかもあわせてチェックしておくとよいでしょう。